ものもの(2017_10_8)

見たもの、読んだもの、聞いたものらへんのメモはしっかり残してかないともったいないなホントに

— 渡邊 (@cqhack) 2017年10月7日

と思ったので。あんまり時間取ると疲れるから三十分くらいで書けるといい。

・『白い果実』　ジェフリー・フォード 

「偶然の出会い」的なものに極端に弱いので、こまる。図書館でふらふらしていると、前々から読みたかった『白い果実』を見つけて、ゼミ論のために借りようと思っていた本をほっぽって速攻でカウンターに持っていった。

ゼミ論については、匙を投げすぎて、うちからスプーンが一つもなくなった。投げる用のスプーンと食事用のスプーンをそれぞれ買わなければいけない。そういうレベルの進捗です。

白い果実

悪夢のような理想形態都市を支配する独裁者の命令を受け、観相官クレイは盗まれた奇跡の白い果実を捜すため属領アナマソビアへと赴く。待ち受けるものは青い鉱石と化す鉱夫たち、奇怪な神を祀る聖教会、そして僻地の町でただひとり観相学を学ぶ美しい娘…世界幻想文学大賞受賞の話題作を山尾悠子の翻訳でおくる。

「理想形態都市」はウェルビルトシティと読む。Well built city！　

観相学というのは人の顔を見てその人の性格とか未来とか盗癖とかを読み取る学問で、観相官というのは町長の顔を殴ったり硫黄を掘ったりクスリをキメたりするのが仕事のひと。

これが一作目で、全三部作らしいけど、こんな本をいっぺんに読むと脳がとろけるので少し時間をあけることにした。ガムシロップを一気飲みさせられる感じ。ディストピアものはたいへん。

最上階のじぶんの部屋に上がると、私は小壜一本半分の美薬をお気に入りの血管に注射した。

 お気に入りの血管。

・『Trolly』　Dokkoise House

埼玉に住んでいるので、こういう曲聴くとぜんぶ「オシャレ成分」に鼓膜がやられてしまい、脳が「このバンドを好きになりなさい」という指令を全身に送る仕組みになってるっぽい。Ceroのコピーとかもやってらっしゃったみたい。そら好きだわ！

・『視界良好』スカート

メジャーデビュー、めでたい！　だらだらしてたら30分はこんなもんですね。咳出るなあなんか。